新編・伊勢物語 第3269段 『相対性理論の敷衍による』19 星原二郎第3269段 『相対性理論の敷衍による』19 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年5月22日 その男の所属する立春知立短歌会の 五年ごとに発行する合同歌集の今回版の 『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した 連作45首を発表し評価を世に問ひけり。 その連作の第19首目は 得手不得手 それぞれにして 人こそは 桜梅桃李 それぞれに咲け この歌の四字熟語の「桜梅桃李」とは 似て非なる花々なれば、それぞれがそれぞれでよろし くらいであらうか。