新編・伊勢物語 第3195段 吉井勇顕彰短歌大会の作 その2 星原二郎第3195段 吉井勇顕彰短歌大会の作 その2 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月の四国は土佐の香美市での 第22回吉井勇顕彰短歌大会に去る年の10月 まう一首、次の作品 時代より 取り残されて ゆくわれか それもよからむ 先回りして待つ を投稿し吉報を待ちけり。 而して、3月10日にその作品集が届きけり。 されどこの歌も受賞作品集の中に見当たらず残念なり。 歌の心はその男の心境を詠みたる抽象的なる作にて 難解なること、この上無しとぞ覚えけり。