新編・伊勢物語 第3180段 新聞歌壇を その5 星原二郎第3180段 新聞歌壇を その5 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その5首目の作は ハードルは 高ければ高いほど 超ゆる時 達成感は おおきくあらむ 各新聞社にて、毎週の歌壇への投稿数の公表は非ず 正確なる数値は知るよしもあらねども 数万通の投稿の葉書の枚数なれば おほよそ1000通に1首の確率とぞ覚えての作なり。