第3132段 流行の若者言葉の「沼る」
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年1月19日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
「沼る」とふ 若者言葉 面白し
歌に沼りて 老いを楽しむ
を事前に提出し臨みけり。
「沼る」とは現代の若者言葉にて名詞の沼の動詞化なり。
その意はネガティブなイメージとポジティブのイメージがあれど
この歌にては好意的なる解釈より
歌を生涯の伴侶との自覚より生まれたる感慨の作なり。
而して、歌会での評価は歌の心を年代的に理解されず
低き得点なれば無念なり。