3124段 「鈴木」と「鈴本」の違ひ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年1月11日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
「鈴木」とふ 宛名に届くと 嘆きたる
友の「鈴本」へ 賀状書き了ふ
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男のかっての同僚である鈴本某氏への
年賀状を書きたる時の感慨の作なり。
昨年の7月の歌会にては
「木」に「一」の余分を加へ「本」となり三木様宛の恋文書損
を提出詠草してをり逆バージョンの作なり。
「木」と「本」は下側に「一」の横棒が有るか無いかで
全く別の漢字となる誤表記の面白さを詠みたる内容なり。
而して、歌会での評価は言はむとする内容に対して
多くの理解をいただき得点に結びつきたれば
この年の幸先よきスタートを喜びけり。