第3110段 短歌界の絶滅危惧種の日本浪漫派
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年12月下旬の或る日
一年間を振り返り見て
歌を
時代遅れ 大いに結構 現代に
迎合はせず 浪漫派に殉ず
日本浪漫派は明治期の落合直文を鼻祖とし
その流れは与謝野鉄幹と与謝野晶子夫妻に引き継がれ
石川啄木、北原白秋、宮柊二等へと続き
一時期はかなりの隆盛を誇りりしが
昭和から平成へと移る頃にはかなりの衰退期を迎へ
今やまさに短歌界の絶滅危惧種状態なり。
滅びるのを待つ状態を嘆き悲しみての感慨の作なり。