新編・伊勢物語 第3069段 暦の立冬に秋の深まりを感じて 星原二郎第3069段 暦の立冬に秋の深まりを感じて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年11月7日 暦の上ではやうやくと秋らしくなり 歌を 静謐の 境地を得るは 難(がた)くして 老いの秋の日 紅葉が誘ふ と詠み北の地方からの紅葉前線の便りが届きければ 訪ねて行きたき思ひを募らせけり。