新編・伊勢物語 第3034段 能登の困難を想ひて 星原二郎第3034段 能登の困難を想ひて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年10月上旬の或る日 先月の北陸は能登地方の豪雨災害に心を傷め まう一首、歌を 被災地の 能登の困難 思ふ時 入浴飲酒 後ろめたきかな と詠み 二度にわたる大災害に遭ひたる 民の「心が折れる」との声に同感し 出来うる限りの支援を誓ひけり。