新編・伊勢物語 第3014段 宇陀の又兵衛桜 其の⑭ 星原二郎第3014段 宇陀の又兵衛桜 其の⑭ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』286号に 【宇陀の又兵衛桜】と題し連作17首を発表し 評価を世に問ひけり。 その14首目の作は 凄まじき 老いの力を みなぎらせ 今咲き盛る 又兵衛桜 長寿なるもののみが持つ生命力に 感嘆しての詠草なり。 まさに天晴れなる桜なり。