新編・伊勢物語 第3013段 宇陀の又兵衛桜 其の⑬ 星原二郎第3013段 宇陀の又兵衛桜 其の⑬ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』286号に 【宇陀の又兵衛桜】と題し連作17首を発表し 評価を世に問ひけり。 その13首目の作は 盛り上がり 一気に下る 激しさや 枝垂れ桜の 生きざまは武士 俗謡の「花は桜木 人は武士♪」ならねども 潔さ、厳しさ、その性情 相来通ふものありとぞ覚えての作なり。