第2982段 亡き歌の友と今も
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年8月の盂蘭盆会の時期が近づき
今は亡き或る人を思ひ出し
歌を
亡き今も 心通へる 歌の友
時には誦して 飲みつつ語る
結句は勿論、虚構の心象風景なり。
されども四句までは真の心象風景にて
具体的には歌の友は数多ゐる中で
京都のY氏、北本市のO氏、岐阜市のY氏
大垣市のN氏、小平市のA氏、調布市M氏などなど
鬼籍に入りたる者多く
その男、それらの者とあの世にて再会する日も
遠からずとぞ思ひ至りけり。