第2954段 連作【寓歌】 その10ストレスと脂肪と預貯金現金
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』285号に
【寓歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その10首目の作は
ストレスと 脂肪は溜めず 暮らしませう
蓄めてよいのは 預貯金現金
ストレスと脂肪は溜まってよいはずははなく
逆に預貯金現金は貯まって悪いはずはなく
ごく当たり前の事を当たり前に表現せししかば
どこに寓意性があるのかと問はれなば
庶民の多くが真逆の実態を往々にして目にしての作なり。