第2952段 連作【寓歌】 その8 ヒマラヤを行き来する鳥
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』285号に
【寓歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その8首目の作は
ヒマラヤを 飛んで越え行く 渡り鳥
試練の先に 楽園ありや
その渡り鳥は姉羽鶴にて夏季はシベリアやモンゴルにて子育てし
冬季はインドにて過ごす。
つまり年に2回、8000メートルのヒマラヤ山脈を越えて
行き来するのであるがその飛行能力に驚かさせられ
生まれ出でたる作なり。
その飛行能力は根性の賜物といふべきや。