新編・伊勢物語 第2871段 辰年の年男なれば 星原二郎第2871段 辰年の年男なれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年2月4日 その男の所属する短歌結社である桃の会の 月例歌会にあたり欠席なれば 欠席詠を 瑞兆の 霊獣龍の 年男 六度迎へて 命嘉(よみ)する 送りけり。 歌の心は龍の年男である自分を言祝ぎぎての作なり。 而して、歌会での評価は欠席なれば知らず。