新編・伊勢物語 第2865段 今後の自称は「予」を使用 星原二郎第2865段 今後の自称は「予」を使用 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年4月の或る日 第2862段の 【自称の「僕」は元服前まで】に関連して その男の自称の変遷を想ひ 歌を 一人称 僕・私・吾(われ) そして今 余分の余否(いな) 予定の予を名宣(なの)る 而して、自称の「予」はいささか尊大に取られる恐れ ありと言へども、今の年代に一番相応しき呼称とぞ覚えけり。 更に申せば八十代に至りなば また改めて「朕」の使用を願ひければ それに相応しき生を歩むべきとぞ覚えけり。