第2840段 花園山の奥殿陣屋にて
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月14日
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
名にし負ふ 花園山の 麓なる
奥殿陣屋に 歌語りする
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は昨年の秋に立春知立短歌会の公式行事として
開催されたる「徳川家康の所縁の地への吟行会」にての
属目の作なり。
歌の心は四句のあとに、「歌友とランチに松茸ご飯をいただき
お茶をいただき、名園をめで、歌友と」を大幅なる字余りになるゆゑ
省略しての定形なり。
而して、歌会での評価は三河を代表する歌枕の一つである
村積山の別称である花園山を詠み込みたる事に賛同を頂き
得点となり満足を覚えけり。