第2772段 新年の祝ひの美酒を酌み交はす
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年1月の松の内の或る日
親族一同集まりての新年会を刈谷市内の中華料理店にて催し
新年の美酒を飲み
更に歌を
七十の 齢を越えて 生きるとは
思はざりしよ 屠蘇散を酌む
※「屠蘇散」とは正月に呑む祝儀の酒のことなり。
俳句の季語の一つの「生御魂(いきみたま)」とは夏なれども
一族の最年長者として生御魂の自覚を持ち昨年の秋に生まれ
この新年を賀する宴(うたげ)に新たに加はりたる7人目を抱き
記念写真に収まりけり。
いとめでたし。