第2741段 連作『初句切れの歌』其の参 届きたり
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年12月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』283号に
【初句切れの歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その3首目の作は
届きたり 問はず語りの友からのラインはいつもの俳句を添へて
其の友の趣味は俳句にて
いつも松尾芭蕉翁の名作の俳句を捩りての駄作が
挨拶代はりの冒頭にありうんざり
飽き飽きなれども長年の友なれば
強く非難もせず半ばスルーし波風を立たぬように努めけり。
ずるき事この上も無し。