新編・伊勢物語 第2735段 宇宙旅行の温泉宿は 星原二郎第2735段 宇宙旅行の温泉宿は 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年11月下旬の或る日 惚れたる女人との逢瀬の日から数日過ぎて 次回の逢瀬の行き先を妄想し 更にまう一首、歌を 名湯にて 美酒美食の 宿なれば 汝妹を誘ひ 行きてのんびり 出来ることなれば、一泊二日 否よ、二泊三日、それも否よ 叶ふ事なら数か月の逗留を願ひけり。 宇宙旅行の妄想も極まりけり。 妄想もここに至れば、ただただに呆れるばかりなり。