新編・伊勢物語 第2729段 冬の到来とともに恋しくなる食べ物 星原二郎第2729段 冬の到来とともに恋しくなる食べ物 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年11月下旬の少し肌寒さを感じ 熱熱の鍋焼きうどんが食べたくなり 歌を 足繁く 鍋焼きうどんの 西尾市の 「こなべ」へと行く 冬さり来れば 而して、その「こなべ」の鍋焼き饂飩は 絶品とか、極上とか、いふにはあらねども 不思議と寒風が吹きはじめる頃になると 無性にに食べたくなるのであり、 かれこれ20年来、通ひ続けてゐる店なり。