第2657段 探し物を朝から
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年9月3日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
探し物 今日も朝から 時間かけ
見つからざれば 笑ひて済ます
を事前に提出し臨みけり。
ところで探し物が見つかる呪ひ歌をご存知でせうか?
その歌とは
清水の 音羽の滝の 尽きぬとも 失せし○○○○ 出でぬことなし
○○○○のところに例えば、財布なら「失せし財布の」とし
○○○○のところに、二音の物ならば「失せたる○○の」とし
○○○○のところに、四音の物ならば「失せし○○○○」と
助詞の「の」を取る。
而して、声に出し三回、唱へると探し物が発見出来るのである。
お試しあれ。
而して、効果のほどは保証するものに非ず。
歌会での評価はこの作も「あるある」感に賛同をいただき
得点につながり納得感を抱きけり。