第2503段 短歌会の令和5年度の役員
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年7月13日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
私利私欲 なき人なれば 安心し
会長会計 お願ひします
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は立春知立短歌会の令和5年度の役員人事のことにて
どちらも手弁当にて雑務多く誰もやりたがらぬ役割を
二人が快く今年度も引き受けて下る事に対して
感謝の念を込めての挨拶歌なり。
而して、かかる歌は一般的な新聞の投稿だとか
各種の短歌大会にては、主語が不明にて通用しない内容なれど
歌会は座の文芸なれば、短歌会の会員のみが
理解出来得る内容にてよく
当然のことながら当日の参加者の賛同を得たれども
得票には結びつかず、内容に更に工夫の余地
ありやと反省しきりにて帰路に就きけり。