新編・伊勢物語 第2589段 最近の境涯の報告詠 星原二郎第2589段 最近の境涯の報告詠 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年6月16日 角川文化振興財団が主催する 第14回 角川全国短歌大賞の作品集の掲載されたる 短歌雑誌「短歌生活」が届き受賞作品を目にし その男の自由題部門の作品である 人の世を 旅して老いて 今し知る 無為徒食こそ わが本分と が入賞作品群に見当たらず無念の思ひを抱きけり。 歌の心はその男の近況の境涯の報告なり。 少々、自虐史観なり。