新編・伊勢物語 第2478段 水の歌 其の弐 星原二郎第2478段 水の歌 其の弐 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年3月3日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』280号に 【水を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その2首目の作は 形なき 水のこころの 自在なれ 器に従ひ 己を変へず 歌の心は水の持つ本質を仏教的概念に拠り 水の擬人化を図り言ひ表したる作なり。