新編・伊勢物語 第2458段 北九州の土産のチョコレート 星原二郎第2458段 北九州の土産のチョコレート 昔、男ありけり。今も男あり。 その男令和5年2月上旬の或る日 筑紫の国は福岡の出身の友より 九州への旅行の土産を頂き 歌を 北九州の ボルトとナットの チョコレート 男女の仲を 連想させる 北九州は明治の初めより西洋式製鉄所が作られ 今は産業遺産ともなりたる工場群があり その製鉄のモニュメントとして考案されたる チョコレートの形なれども男女の仲とは 少々、考へ過ぎとも思へども正直なる感慨なり。