第2457段 月例の歌会に欠席の挨拶歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和5年2月5日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
東京での 富士山大賞の 受賞式に
出席のため 二月歌会休みます
を事前に提出し歌会そのものには欠席し。
歌の心は正岡子規の挨拶の葉書歌に倣ひての作なり。
その歌とは明治32年の作の岡 麓へ宛てたる葉書の
「十四日、お昼過ぎより、歌を詠みに、わたくし内へ、おいで下され」
欠句は大幅なる字余りにて本来なれば〈二月〉または〈歌会〉を省略すべきと
名のある歌人に見せしかば添削されるところなれども
意味を通じさせることが挨拶歌にては重要なれば推敲せず。