新編・伊勢物語 第2449段 一人用の御節料理は小節料理 星原二郎第2449段 一人用の御節料理は小節料理 昔、男ありけり。今も男あり。 その男令和5年1月の中旬の或る日 やうやうにその年の御節料理を全て食べ終へ 歌を 御節ならぬ 小節料理は 一人用 御節料理の 重箱届く 歌の心はその御節料理を食べ終へて 届きたる日の事を顧みての抒情なり。 而して、「小節料理」とはその男の利用する 夕食材料の宅配業者ショクブンの造語とぞ覚ゆれど 意を得て実に巧みなるネーミングと褒め讃へけり。