第2412段 与謝野町蕪村全国俳句大会の作品 其の壱
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和4年11月27日の丹後の国は
与謝野町にて開催の
第十一回与謝野町蕪村全国俳句大会に
次の句を
失敗は わが勲章ぞ 年暮るる
事前に投稿し吉報を待ちしかど来たらず
12月に入りその作品集が届き
入選作品集に見当たらねば悔しき涙を流しけり。
句の心はその年を回顧しての作にて
老いの人生讃歌なり。
更には将棋界のレジェンドの羽生善治九段曰く
「一局の将棋は後悔だらけですが、後悔の多い人生こそ
充実してゐる。甲乙付け難い局面、難しい状況にたくさん
出会ひてゐるといふことですから」
との言葉に賛同するなり。
さすがと言ふ他なし。