新編・伊勢物語 第2390段 男と女の相性 星原二郎第2390段 男と女の相性 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年11月の下旬の或る日 いつものやうに惚れたる女人よりの Lineを受け取り まう一首、歌を 縁ならむ 男と女の 相性は 合へば幸せ 合はねば不幸 人生の偶然性が齎(もたら)す悲喜劇を 達観したるが如き顔をして詠みたる作なれども そこから生まるるドラマを《人類の歴史》そのもの とぞ覚えての抒情なり。