新編・伊勢物語 第2382段 続・第29回「壺の碑」全国俳句大会 星原二郎第2382段 続・第29回「壺の碑」全国俳句大会 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年10月17日 陸奥の国は多賀城市にての 第28回「壺の碑」全国俳句大会の オンライン開催に まう一句、次の俳句 秋の蠅 窓より逃げて またひとり にて応募し結果を待ちけり。 しかれどこの句にも吉報は来たらず。 悔し涙を流しけり。 句の心は来客である蠅の一匹にも逃げられたる 老境の寂寥感を詠みたる作なり。 無念なり。