第2334段 プーチンは往生を遂ぐか
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年10月2日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
プーチンも 往生を遂ぐ 一人にや
歎異抄の 言葉が浮かぶ
を事前に提出し臨みけり。
プーチンとはもちろんロシアの大統領にて
歎異抄とは浄土真宗の開祖の親鸞聖人の言葉を
弟子が書き残したる書物。
「善人をもて往生を遂ぐ
いはんや悪人をや」
の悪人正機を説きたることで有名なる仏教書なり。
歌の心はそのことを踏まへ
戦争犯罪の悪人ともいへるプーチンの行く末を想ひての作なり。
而して、歌会での評価はその点の共感を得ること能はず
最小得点なれば無念なることこの上なし。