第2322段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の拾
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年9月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に
【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し
連作15首を発表し評価を世に問ひけり。
その10首目の作は
祖よりの 血のふるさとの 奥三河
東栄町に 授かる孫ぞ
その男の母方の祖先は奥三河にて
源は源平時代の武将熊谷次郎直実と
確かなる確証はあらねども伝はりゐれば
強ち、でたらめとは思へず
火の無き処に煙は立たなければなり。