新編・伊勢物語 第2307段 失敗を寝て忘れる 星原二郎第2307段 失敗を寝て忘れる 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年9月のはじめの或る日 とんでもない失敗をしでかし (具体的な内容は恥ずかしく書けず) 歌を 起きたなら 新しい自分に 出会ふゆゑ 今日の失敗 忘れむと寝る 忘れたい事ほど忘れ得ぬものなれど 「まあいいか それで」と開き直りけり。