新編・伊勢物語 第2280段 青木湖畔にて釣り人を眺め 星原二郎第2280段 青木湖畔にて釣り人を眺め 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年8月上旬となり この年の暑さの盛りなれば暑さを逃れ信州へと行き 仁科三胡の一つの青木湖の湖畔にて涼を求め 歌を 釣りをする 人を眺めて 飽きもせず 時持て余す 老いの余裕ぞ 而して、釣り人に釣果を問へば 目当てはブラックバスにて 大物は40センチ以上との事 外来害魚の全国的な増殖を憂ひ嘆きけり。