第2263段 ハートの形の出現は愛の予兆
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年7月20日の朝
いつもの通り朝刊を読みつつ茶を飲み
果物を口に運びゐる時
新聞に果物の果汁がこぼれ模様を作りければ
いとその模様、面白く
歌を
水滴が 新聞紙上に はつきりと
ハートの形 愛の予兆ぞ
而して、その男の惚れたる女人との逢瀬の日が
迫りゐれば気持ちはウキウキ ルンルン
表情はニヤニヤ 態度はソワソワ
傍から見れば、単なる偶然なれども
都合よき解釈に自ら呆れけり。