新編・伊勢物語 第2224段 平幕なれば八勝七敗は御の字 星原二郎第2224段 平幕なれば八勝七敗は御の字 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年5月下旬の或る日 大相撲の夏場所を振り返り 歌を 大相撲 勝ったり負けたり その結果 八勝七敗 御の字ならむ ただしこの事は横綱や大関をいふに非ず 平幕力士なればなり。 またその男を含む庶民なれば 横綱や大関の成績は望まずともよく 勝ち越せたならば佳しとすべきなり。 これはその男の人生訓なり。