新編・伊勢物語 第2195段 千三つに希望を抱きて 星原二郎第2195段 千三つに希望を抱きて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年5月の上旬の或る日 新聞の歌壇への投稿し落選が続けば 歌を 千三つと 思へば安し 落選の 続く投稿 希望が持てる と詠みつつ、宝くじの必勝法である 「買はねば当たりません」に倣ひ 懲りもせず投稿を続けることを願いひけり。 ※「千三つ」とは千回の挑戦すれば三回くらいは 入選するであらうとの俗信なり。