新編・伊勢物語 第2193段 ジーンズの似合ふ翁 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第2193段 ジーンズの似合ふ翁

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男 令和4年4月の月末

三河の湯谷温泉の「湯~湯~あり~な」へと行き

出会いたる男のファッションに眼を奪はれ

歌を

 

ジーンズの 似合ふ翁と 出会ひけり

 ()きたかりしが 颯爽(かぜ)と立ち去る

 

と詠みけり。

その男のジーンズの似合ふといへば

戦後米軍のGHQに「従順ならざる唯一の日本人」と

言はれたる相武荘の主人の白洲次郎のみにて

如何なる人生を歩み来たるや?

尋ねたきこと、数多あれば

またの再会を願ひけり。