新編・伊勢物語 第2192段 言葉に命が宿り歌となる 星原二郎第2192段 言葉に命が宿り歌となる 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年4月の下旬 歌の本質に思ひが及び 歌を 言の葉に 命宿りて 変成(へんじやう)し わが歌となり 永遠(とは)に不滅ぞ その男の大先輩の与謝野晶子の作に 「劫初より 造り営む 殿堂に われも黄金の 釘一つ打つ」があり 本歌取りにあらねども、与謝野晶子に応へる作なり。