新編・伊勢物語 第2182段 飛騨の国の臥龍桜 星原二郎第2182段 飛騨の国の臥龍桜 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年4月の或る日 飛騨の国は一宮にある臥龍桜の姿を観むと行き 歌を 飛騨の国 臥龍桜は 老いたれど 日本晴れの下 命継ぎゐる と詠み、樹齢約1100年の老大木の命の証である 花を見続けけり。