新編・伊勢物語 第2164段 若隆景は那須与一だ 星原二郎第2164段 若隆景は那須与一だ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年3月23日の大相撲の春場所の 若隆景と高安の取り組みを観戦し 歌を 若隆景に 那須与一の 風貌を 連想させて 声援を送る と詠み、外連味(けれんみ)の無き取り口に 辛口の批評の解説者である北の富士勝昭氏もべた褒めにて 今はわが【いち推し】の力士なり。 那須与一は源平合戦の屋島の戦ひにて 平家方の小舟の上に掲げたる日の丸の扇子を 見事、弓にて射りたる天晴れなる下野の国の若武者なり。