新編・伊勢物語 第2163段 錣山親方の弟子への愛情 星原二郎第2163段 錣山親方の弟子への愛情 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年3月の或る日 大相撲の春場所の取り組みを観戦し たまたまその日の向かひの解説席の錣山親方の 話しに共感を覚え 歌を 弟子達への 錣山親方の 厳しさに 愛情を思ふ 相撲好きにて と詠み、弟子の一人の阿炎の取り組みを観戦しつつ 彼が現役の頃の稽古の模様を見学したる事を 懐かしく思ひ出しけり。