第2130段 三世(さんぜ)契りの仏足石歌体の歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年2月の或る日
惚れたる女人ありて逢ひたる後に帰り来て
歌を
過去世より 縁はあらむ 吾と汝妹
現在世のまま 未来世までも 続けと願ふ
と詠み、諸行無常の世の中なれども
いつまでも続く事を望みけり。
※「過去世」とは仏教用語にて過去、前世のことなり。
※「現在世」とは仏教用語にて現世のことなり。
※「未来世」とはやはり仏教用語にて未来のことなり。
※「仏足石歌体」とは5・7・5・7・7・7の歌体のことなり。