新編・伊勢物語 第2127段 逢瀬の朝の女歌 星原二郎第2127段 逢瀬の朝の女歌 昔、女ありけり。今も女あり。 その女、令和4年2月の或る日 惚れられたる男ありければ その男から歌を受け取り 返歌を 気は若く 来むひとのゐる 幸せを しみじみ思ふ 髪を梳きつつ と詠み、スマホのメールにて送り返しけり。