新編・伊勢物語 第2111段 わがマグマは熱く 星原二郎2111段 わがマグマは熱く 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年1月中旬の或る日 惚れたる女人ありければ、誘ひて初逢瀬のベッドの中にて さらにまう一首、歌を わが体内(うち)の マグマは熱く 燃え盛り 老いたりしかど 汝妹に噴火 而して、その後 寄る年波には逆らへず 数日後まで股関節辺りに疲労感が残りけり。