新編・伊勢物語 第2094段 NHK短歌の選者の達磨歌 星原二郎第2094段 NHK短歌の選者の達磨歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年1月中旬 NHKの番組「NHK短歌」を視聴し その入選歌に違和感をいだき 歌を 達磨歌 並べて選び 佳(よ)しといふ NHK選者の 歌こそ哀れ と詠み、現代歌壇に異を唱へけり。 ※「達磨歌」とは当初、藤原定家卿の若き日の難解なる作を 指して当時の世間はかう呼びて嘲りたる語なり。 而して具体的にNHKのどの選者かは本人の名誉のため 伏せるなり。