新編・伊勢物語 第2073段 越前味真野 其の拾弐 星原二郎第2073段 越前味真野 其の拾弐 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年12月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』274号に 【越前味真野】と題し 連作16首を発表し 評価を世に問ひけり。 その12首目の作は 赦免にて 奈良へと戻り 二人して 暮らししかとも 記録あらねど 愛し合ふ二人の結末をハッピーエンドで あればと想像しての作なり。