新編・伊勢物語 第2036段 夢にて歌を詠みしかば 星原二郎第2036段 夢にて歌を詠みしかば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年11月中旬の或る日の朝 歌を 珍しく 頭冴えゐて 次々と 歌の生まるる 明け方の夢 と詠み、夢の事なれどもメモを取らざりし事を いたく悔いけり。