新編・伊勢物語 第2017段 続・第28回「壺の碑」全国俳句大会 星原二郎第2017段 続・第28回「壺の碑」全国俳句大会 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年10月月17日 陸奥の国は多賀城市にての 第28回「壺の碑」全国俳句大会の オンライン開催に まう一句、次の俳句 月冴えて 逢瀬の余韻 嫋嫋と にて応募し結果を待ちけり。 しかれど、この作にも吉左右は来たらず。 悔し涙を流しけり。 句の心はその男の惚れたる女人との 逢瀬の後の帰路に仰ぎたる名月を愛でて 女人との余情を愉しみての作なり。