第2009段 行方不明の甥を案じて
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和3年10月14日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
考へは 無闇矢鱈で おこなひは
滅多矢鱈の 甥いまいづこ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の実兄の長男のM男のことなり。
身内の恥を晒す内容なれども、今年は42歳になり
音信不通となりて20年以上経過し案じての作なり。
而して、歌会での評価は歌の姿 対句仕立てなど
面白きといへども、当て字の使用など如何ほにや
と疑問の声もあり得点は低きにとどまり無念なり。